頭痛

頭痛とは

頭痛は大きく分けて一次性頭痛、二次性頭痛に分けられます。
まず二次性頭痛について説明します。二次性頭痛とは、脳卒中や脳腫瘍等の頭の病気や鼻・副鼻腔・眼・歯の病気、高血圧等の内科的な病気のせいで頭痛が起こるものを言います。
当院では問診、診察、画像検査、血液検査等行った上で診断を行なっていきます。
その上で二次性頭痛が否定された場合、一次性頭痛を疑います。
次に代表的な一次性頭痛を挙げます。

 

 

緊張型頭痛

一般的に両側性が多く、頭全体や後頭部を締め付けられるような痛み、押されるような痛みと表現されることが多いです。吐き気を伴うこともあり、肩・首の凝りや精神的ストレスなどが原因となり、慢性化しやすい頭痛でもあります。

 

片頭痛

頭の片側(両側のこともあり)や眼の奥がズキズキと脈打つような頭痛が出ます。頭痛だけでなく吐き気や嘔吐、光が眩しく感じる、嗅覚が過敏になる等の症状も伴うことがあります。また予兆として目の前にギザギザとした光が見えることもあります(閃輝暗点)。
片頭痛のメカニズムは諸説ありますが、発作を引き起こす引き金としては精神的・身体的ストレスやカフェイン等が挙げられます。

 

群発頭痛

片側の眼の奥を中心に顔や頭に広がる激しい痛みが特徴です。男性に多いとされており、夜間や睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、鼻水・涙・眼の充血などが伴うことも多いです。

 

後頭神経痛

神経痛の一種であり、後頭部にビリビリと鋭い痛みが出ます。頭皮や毛髪への接触で痛みや違和感が誘発されることもあります。原因としては首の筋肉の緊張が強まることで頭の後ろを走る後頭神経が圧迫され痛みが出ます。

 

薬物乱用頭痛

頭痛に対し市販や処方された鎮痛薬を過剰に内服することで薬が効きにくくなったように感じ、さらに頭痛頻度が増え連日頭痛に悩まされる状態を引き起こします。
治療の原則としては現在内服している鎮痛薬の減量や中止が必須となりますが、元々緊張型頭痛や片頭痛の方がこの頭痛に陥ることも多く、予防薬等を使用しながら鎮痛薬の調整を行います。

 

頭痛の治療

頭痛の治療は薬で痛みを止めるだけでなく、頭痛自体が起こらないよう予防する治療も大切です。また、一つの頭痛だけでなく複数の頭痛を有する方もいるため、当院では患者さんそれぞれの症状、生活背景を伺った上で治療を行なっていきます。
頭痛が気になる方はぜひ神経内科の受診をお勧めします。