糖尿病

糖尿病とは

糖尿病とは血糖値の高い状態が続き、全身のさまざまな臓器に影響が起こる病気です。
血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖のことで、米やパン、うどん、イモ類などの糖質は消化酵素によって分解され、血糖となって血液中に流れます。健康な人であれば、食後一時的に血糖は高くなりますが、インスリンの働きで空腹時には一定の値を保ちます。しかし、インスリンの働きが悪くなったり、量が少なくなっている人は、空腹時にも血糖が高い状態のままになるので、空腹時の高血糖の方は要注意です。

「糖尿病」の検査

特定健診などではヘモグロビンA1cを同時に測ります。これは血糖が結びついたヘモグロビンのことで、これを測定することで数ヶ月間の血糖の平均値を知ることができるため、隠れた糖尿病の発見に役立ちます。

「糖尿病」の症状の現れ方

糖尿病は、かなり重症にならないと自覚症状は出ません。糖尿病の三大合併症は、網膜症、腎症、末梢神経障害で、放置すれば必ず発症しますが、早期に発見して生活習慣を改善することによりコントロールは十分できます。